突然ですが、皆さん、甘い物って好きですか？

私はもともと甘い物が苦手で、
20代～30代は「デザートよりもお酒をもう１杯！」というタイプだったし、
高校生の頃ですら、友達に誘われて断り切れずにケーキの食べ放題に行って、
「早く帰りたい。しょっぱいものが食べたい」と思ったのをよく覚えています。

それが、40代になって酒量が減るにつれて、「甘い物が食べたい」と感じるようになり、
昔に比べるとたいぶ食べるようになりました。
でも、一般女性に比べるとその量はまだまだ少なく、
スーパーのレジで前に並んでいる人のカゴの中のお菓子の量にギョッとして
「この人はこれを何日間で食べるのだろう…」と思ったり、
パンケーキ店の大行列を見て「信じられない…」と思ったりしています。

で、ここからが本題。
多くの女性が大好きな甘い物が
肌を老化させる大きな原因になっていること、知っていますか？

肌を老化させる原因として、紫外線、乾燥、酸化などはよく知られていると思いますが、
それに加えて「糖化」も肌老化の大きな原因となります。

糖化とは、食事などによって取り込まれた糖のうち、
エネルギー源として代謝されなかったものが体内にあるたんぱく質と結びつき、
糖化たんぱく質が生成されて、体内に蓄積する現象のことです。
糖化が起こると、肌のハリを保っているコラーゲン繊維の構造を壊すため、
肌は正常な弾力を失ってハリやツヤのない状態になり、たるみの原因に。
また、老廃物が皮膚細胞内に溜まり、くすみや黒ずみの原因にもなります。

糖化は私たちが普段食べているものによって引き起こされ、
特に白砂糖を多く含んだスイーツ類は血糖値を一気に上昇させるため、要注意なのです。

どんなにいい化粧水や美容液を使ったとしても、
毎日甘い物を食べ続けていたら、台無しってことですね。

頑張ったご褒美にちょっと…というのはもちろんいいと思いますよ。
でも、砂糖を過剰に摂取しているな…という自覚のある方は、
ハリと透明感のあるお肌を維持するためにも、ちょっと控えてみてはいかがでしょうか。