大人女性、パリと東京ではどちらがおしゃれ?
ライター
Kanako.M
2016.06.29 UP
ここ1年あまり、パリと東京を行ったり来たりするようになって、
同世代のパリの女性と日本人女性の違いというか、差を目の当たりにします。
相対的に言って、パリの大人女性に比べて、日本人の大人女性は、おしゃれ。
お洋服に気を使っているし、お金をかけている人が多いな〜というのが実感。
私の母の世代は、50代になったのだから、こんな洋服着れないとか。こんな短いスカート履いておかしいとか、、
いろいろと世間に言われた時代なので、あえて”おばさん服”を着る傾向があったと思いますが、
私たちの世代は、全く違いますね。
私は、40代に入ってからの方が、明るい派手な服を着るようになったし、
だってその方が、肌色がパーっと明るく見えるから。
いまだに、娘にびっくりされるほどのミニのワンピとか着ちゃいます。(笑)
それに比べて、パリの大人女性たちは、地味だな〜って。
彼女たちは、ブラックとかグレーの服を着ていることが多いし、パンツスタイルの人が多いです。
たまに、ビビッドな色の服やコートを着ているマダムを見かけますが、皆、年配の方ばかり。
なぜなんでしょう?
フランス人は、ミニマリストが好まれ、”フランス人は10着しか服を持たない”みたいな書籍が
最近、日本でも話題になってましたっけ。
なので、パリでは、私、目立ってしまうようで。。。(苦笑)
先日も、パリに伊勢丹のようなおしゃれな”Bon Marche”という百貨店のインテリアフロアーを
歩いていたら、通りすがりのパリ在住が長そうなおしゃれな日本人マダムに
”あなた、フランス人より目立っているわ”と声をかけられたことも。。。
そんな地味めなパリでも、このBon Marcheの近辺では、たまに、頭の上から足の先、バックまでばっちり、決めているマダムを
見かけることがあります。
その完成度は、かなり高い!さすが、パリマダム!
そんな女性を見かけると、なんだか嬉しくなります。
”女を捨ててない、というか、年齢を重ねてより美しくなっている”。
私がまだ、若い頃は、様々な雑誌で、”パリジェンヌのおしゃれスナップ”みたいな
特集が組まれていて、食い入るように彼女たちのファッションセンスを盗んでいたものでしたが、
今や、日本人の私たちのほうが、おしゃれ〜になってます、絶対。
ですから、同世代の皆さん〜〜〜、大いに自信を持って、いくつになっても
おしゃれに興味を失わずにいましょう!
”美への飽くなき欲望”こそ、若く美しく年齢を重ねる秘訣です。