女、50代をどう生きるか?〜ヴァカンスのススメ
ライター
Kanako.M
2016.08.31 UP
私、50代に入って、はや9ヶ月。
あっという間に、あと数ヶ月で51歳に突入です。
50代に入って、いろいろとこれからの生き方を考え始めて、およそ1年弱。
まず、第一に今までできなかったことをしようと思い、
昨年の夏から、ヴァアンスにチャレンジしています。
日本人は、夏休みと言ってもせいぜい1週間がマックスですが、
フランス人は7月〜8月はヴァカンスシーズン。
多い人は、1ヶ月以上仕事を休んでヴァカンスを楽しみます。
本当に人生を楽しむ達人だなと思います。
ですから、パリのお店の多くは、この時期はヴァカンス休暇でしまっているほど。。。
日本にいるとなかなか、ヴァカンスを楽しむって感覚や習慣はないですよね。逆に、そんなに休んで遊ぶなんて、ナンセンス!!!
楽しむことは、悪いこと。
“遊んでいる暇があったら、勉強しないとかもっと働きなさい!”と
いつも親に言われて、わたしも育ちました。
ですから、潜在意識の中で、“楽しむことに罪悪感”がずっとあったんです。
でも、ここ1年半、仕事で頻繁にパリに来るようになって、フランス人たちや
パリに住む日本人のお友達の生き方を目の当たりにして、
50代になって、これまでの価値観を捨てて、“人生を楽しむ!”ことを
やってみようと。。。
まずは、手始めに、フランス人の真似をしてみようかなと。。。
フランス人が、ヴァカンスをとる7月〜8月にかけてパリに出張。仕事の合間にパリ滞在中の週末プラスアルファを利用して、ちょっとヴァカンスをトライし始めました。
でも残念ながら、完全にオフにはできず、PC片手に早起きして、滞在先で
仕事していますが。。。
パリからは、ヨーロッパ圏内の国々に、格安航空なら往復1万円もしない
価格で、1時何〜2時間で飛ぶことができます。
日本で北海道や沖縄に置く感覚ですよね。
本当に、ヨーロッパ人は、恵まれています。この意味では。
子供達は、小さい頃からいろいろな国を訪れて、様々な人種に交わり、
異文化を体験しています。
日本人として生まれた私たちとっては、うらやましい限り。
私のプチヴァカンス、昨年は、ポルトガルのポルトとリスボンへ。
そして、今年は、スペインのメノルカ島とバルセロナ。
フランス人と違って、長い休みは取れないので、ほんの数日のヴァカンスですが。。。(苦笑)
メノルカ島は、あまり日本人には知られていない島ですが、
ご存知、マジョルカ島の隣の小さな島で、フランス人をはじめ、多くのヨーロッパ人には人気のヴァカンス場所です。
エメララルドグリーンの地中海の海の色は、この世のものと思えないほどの美しさ。。。
あまりに美しくて、“生きていてよかった〜”と思ってしまうほどでした。
そして、ビーチでは、女性の多くは、トップレス。
年配の女性もです。
男性も中には、全裸の方もいて。文化の違いを目の当たりにしたり。
訪れる国の人々や、食習慣、文化や歴史に触れることで、自分の中に
今までなかった価値観が生まれて、
“女、50代をどう生きるか?”
もっと人生を自分のために楽しむことの大切さ。
仕事と遊ぶことのバランス。
精神的に豊かな生活。。。などなど。
様々なヒントが、たくさん生まれた今年のプチヴァカンスでした。