”水”を飲むだけで「認知症」が改善するって本当?
ライター
Kanako.M
2020.08.09 UP
●”水”を飲むだけで「認知症」が改善するって本当?
とても興味深い本を見つけました。
「なぜ水を飲むだけで「認知症」が改善するのか?」
〜一日1,5Lの水分補給が命を救う
自立支援介護学修士・リハブライドKFC本部代表
山下 哲司 氏 著
水を飲むということが、わたしたちの生命活動維持、健康維持、アンチエイジングに効果的であることは
わかっているつもりでしたが、
”認知症”にも必須とは!!!
目からウロコの内容でした。
本日は、こちらの内容をシェアさせていただきたいと思います。
①”水”が高齢者を寝たきりから救う
著者の山下氏は、高齢者の”身体的な自立”をサポートするためのリハビリ型デイサービスを経営しています。
高齢者の「身体的自立」をサポートするために、次の基本ケアを実践しているそうです。
●水分補給
●栄養
●運動
●自然排便
この4つの基本ケアをしっかりと実践すつことで要介護から格段に回復し
”自分で座る” ”自分で立つ” ”自分で歩く”
という身体的な自立を取り戻しているそうです。
この中でも高齢者が自立を取り戻すために何より不可欠なのが
「水分摂取」つまり「水をたくさん飲むこと」だそうです。
私たちの体の約60%は水分でできています。
この水は一般的な水ではなく、血液やリンパ液といった”体液”のこと。
生まれたばかりの赤ちゃんは約80%、子供は70%、成人は60%、
高齢者は約50%と徐々に減ってい区と言われています。
骨も筋肉も脳も内臓も血液も。その全ては”水”があって初めて存在します、
私たちは水によって生かされているのです。
人は歳をとると体の中の水の量も減っていきます。
これこそが”老化”なのです。
加齢による体の衰えの原因は、突き詰めれば、全てが「水分不足」に行き着くと言えます。
②水が果たす役割とは?
●生命維持に不可欠な”体内の運び屋”
「細胞の新陳代謝」
人間の体は37兆個を超えると言われる細胞から成り立っています。
体の水分は、血液や体液として常に体内を循環し全身の細胞に酸素や栄養分を届けています。
それと同時に、細胞の中で不要となったものや細胞活動の過程で生み出された老廃物を体外に
排出する役割もあります。
●常に平熱を保つ
「体温の調節役」
体内の水分が担っているもう一つの役割は、”体温を調節すること”。
私たちの体温は常に37度前後に保たれています。
真夏の暑い時期でも、真冬の寒い時期でも体温が変化しないのは、水が持っている特性にあります。
水は、”温まりにくく冷めにくい” ”周囲の温度が変わっても温度が大きく変化しない、急激には上下しない”
という性質があります。
つまり、約60%の水分でできている人間の体も、水と同じ性質だということです。
③高齢者こそ、普段から積極的な水分摂取を
高齢者になると体を構成するす分量が減ってくるのは、加齢によって
筋肉が落ちてくるからです。
身体組織の中でも最も水分を蓄積できるのは筋肉で、脂肪の2~2.5倍の水分量を保持できるとされています。
また、高齢者が水分不足になりやすいのは、腎臓の機能低下によって
体内で”再吸収”される水分量は少なくなるという要因もあります。
腎臓は、
1、血液が運んできて体内の老廃物や不要物をろ過して排泄する
2、ろ過られた体液からもう一度必要な水分や栄養を吸収する
という2つの働きを担っています。
再吸収することで体内の水分量を調節しているのです。
しかし、加齢によって」腎臓の機能が低下してくると、水分をリサイクル・再吸収する能力も衰えてきます。
その結果、水分不足になりやすいのです。
④水をたくさん飲めば、認知症が改善する
少子高齢化社会における重大な課題として大きな関心が寄せられているのが、
「認知症」
認知症になったら治らないと考えられています。
現代の医療では薬によって進行を遅らせることはできても、完全に治すことはできないと
考えられています。
しかし、そうではありません。
”しっかり水を飲むというケアに乗って、薬では治らないとされている認知症でも改善することができるのです。”
医療の世界では、認知症は”脳の疾患、脳の病気”と捉えていますが、
この山下氏の運営する自立支援介護では、”精神疾患”と捉えています。
そして、精神疾患は薬では治らないけれど、精神療法を含むケアで治すことができるという考え方です。
この考えによれば、”水分摂取”というケアによってなら、認知症を治すことができるということになります。あ、
山下氏によれば、水分摂取と栄養、運動と排便というのケアによって、
「認知症の症状が消失した、もしくはほとんど消失した」というご家族が80%いらっしゃるそうです。
多くのこうれ者の認知症が改善してるのです。
中でも最も影響を及ぼしていると考えられるのは、
やはり、”水分の摂取量”です。
一日の摂取量を1263mlから1709mlに約450mlも増やしたことがm認知症の症状改善、消失に
大きく貢献しているというデータも取れているそうです。
弊社の高濃度酸素水DO Waterは、ご高齢の方でも飲みやすいとよく言われます。
それは、特殊な製法で、水分子をナノ化、その分子内に酸素を溶存させているからです。
上記にもありましたが、体内の水分は酸素や栄養を運ぶ役割を持っています。
このような意味でも高濃度酸素水を積極的に高齢者の方に摂取していただくことによって
”認知症”や”寝たきり”になることを防ぐことができたら、大変嬉しく思います。