「疲れてる?」と人からよく言われるとしたら…。
ライター
Sayuri.N
2016.05.21 UP
1か月くらい前のこと。
久しぶりに会った仕事先の年配の男性に挨拶をしたところ
「なんだか、やつれた感じですが、お忙しいんですか?」
と言われました。
ダイエットに励んでいる方だったら、
「痩せた」と言われると「やった!」と喜ぶところだと思いますが、
私は油断すると痩せて体力が落ちてしまうのが悩みなのでダイエットはしてないし、
以前その方に会った時より、どちらかというと太っているし、
そもそも、「痩せた」じゃなくて「やつれた」ですからね。
「あら、そうですか? そんなことないですよ~」
と作り笑いをしてその場を後にしたものの「失礼しちゃうわ!」と思いました。
でも、家に帰って鏡を見ながら、考えました。
実際には痩せてもやつれてもいなかったとしても、そう見えたってことだよね、と。
そういえば、「今日はそんなに疲れていないわ~」という日に
「なんか疲れてる?」と言われたりすることも(泣)。
皆さんはそんなこと、ありませんか?
歳を重ねるにつれて、顔のお肉は少しずつ下へ下へと落ちてきます。
それは自然の摂理として逆らえないこと。
そしてそれがやつれた印象を人に与えてしまうことがあります。
夕方、鏡やガラスに映った自分の顔を見てギョッとすることもしばしばです。
なるべく睡眠時間を多く取るようにしたり、栄養のある食事をきちんと摂ったり、
代謝を促進するハーブティーを飲んでみたり…してはいるんですけどね。
表情筋エクササイズなども効果的ですね!
でも、疲れが顔に出やすくなり、それが一晩寝たくらいでは戻りにくいお年頃になったら、
内面的な努力に加えて、
メイクの力を借りて元気そうな印象をつくることも大切なのかなと改めて思いました。
最近、スキンケアには気を配っているけれど、メイクはおろそかになっていたかも…。
そして、書店に言ってover40向けの女性誌のメイク特集をパラパラと。
私、美容ライターを名乗っておりますが、
アロマやハーブなどの植物療法や食事で美をつくりだす
いわゆる「ホリスティックケア」というものが得意分野なので、
メイクのことには疎いのです。
雑誌で仕入れた情報によると、「厚塗りをすると老けてみえる」のは鉄則で、
いまの私に必要なのはどうやら「ツヤ肌メイク」だ、ということがわかりました。
早速、そこで紹介されていたファンデ、ハイライト、チークを買い込みました!
あまり「ツヤ肌」過ぎて「顔がテカってますね」と言われてもまた落ち込むので、
少し控えめの「ツヤ肌メイク」を施して数日が過ぎた頃、
仕事先の年下女性に「なんだか前より若返った感じですね~♪」と言われました。
「いえいえ、そんなことないわよ~」と大人な笑顔で答えつつ、
心の中では「よっしゃ!!」とガッツポーズ。
年下の女子ですからね、社交辞令ということも十分考えられますが、
それでも褒められると嬉しいし、テンションが上がるというものです。
そんな自分の顔を使った実験をしてみて至った結論。
「元気顔を演出するのは、周囲の人のためにも自分のためにも大切」ってこと。
やつれた感じの疲れ顔の人より、ツヤツヤと元気そうな人と一緒にいたほうが
みんな嬉しいに決まっているものね。
「年齢を重ねると内面が顔に出る」とか
「なるべくナチュラルな姿でいたい」とおっしゃる方もいるでしょうね。
それもごもっともな意見だし、私もそう思います。
でも、自分を元気に若々しく見せてくれる最低限のメイクを施すことも
大切なことなのかなと感じます。
高齢者施設の女性たちにメイクをしてあげると、
みんな表情がパッと明るくなるという話も聞いたことがあります。
メイクで自分を演出できるのは女性の特権。
(いまは一部の男性もメイクをする時代ではありますが…)
「最近メイクをするのが億劫」とか
「20年前と同じメイクをしている」という方、
人からよく「なんか疲れてる?」と言われるようになった…という方は、
いまの自分をより輝かせてくれるメイクを研究してみてはいかがでしょう。